地域によっては6月から40℃近い気温を記録し、今年の夏は例年に比べても特に厳しい暑さのようですね。

第5回Puccele JOURNALでは、真夏にピッタリな楊柳ランジェリーシリーズのご紹介です。

発売開始からご好評頂いていますこのアイテムの素材は、日本の伝統織物の高島ちぢみを使用しています。

高島ちぢみとは、滋賀県北西部に位置する、非常に水が豊かな高島市で江戸時代から伝わる歴史ある素材です。

もともとは着物の下に着る下着の素材として重宝され、肌に触れることを考えられながら長い歴史を歩んできました。

そんな高島ちぢみの最大の特徴は生地の凹凸です。肌に接する面積が少なく、汗をかいてもべたつかず、汗をよく吸い、早く乾くので汗冷えもしにくいといった特徴を持ち、高温多湿な日本の肌着にピッタリの素材というわけです。

そんな高島ちぢみを使用した、さらっとした風合いに風通しが良く涼しいランジェリーのシリーズ。中でも今回採用している素材は甘撚りなので、柔らかい膨らみと軽やかさのある肌なじみのよい生地となっています。コットン100％のトーションレースを使用し、繊細ながらも甘すぎない、絶妙なバランスです。

楊柳と聞くとシャリシャリの肌触りで固い生地をイメージする方も多いかと思いますが、毛羽立ちは抑えられた爽やかな質感はそのままに、やわらかくふんわりした風合いです。

お洋服の下にランジェリーとして着て頂くのはもちろん、バスタイムの後やお家でのリラックスシーンにもお使いいただけるアイテムです。

まずはキャミソール。脇や胸周りの隙間から下着が覗かないように、背中側に柔らかいゴムを縫い込むことで、体にやさしくフィットします。胸元にはピンタックをあしらい、前から背中まで贅沢にぐるっとレースを使用しました。脇にスリットが入っているため、腰回りが突っ張りません。単品でもしっかりかわいい優等生ですが、シリーズのフレアパンツやロングキュロットとの組み合わせもおすすめです。

次はフレアパンツ。ウエストゴムは生地でくるみ、肌に直接当たらない仕様です。裾はレースを使用し、ガーリーな雰囲気です。足さばきが良く動きやすいので暑い日のスカートの下などにもおすすめです。綿100％で体にも張り付かないので汗取りにも最適ですよ！

そしてロングキュロット。こちらもウエストゴムはくるみ仕様でお肌に当たりません。膝下までのやや長めの丈感で、こちらも裾にレースを使用しております。べたつきたくないけど冷えやすい方におすすめです。また、浴衣の下履きにも非常におすすめです。浴衣は透けやすい生地のものが多いのでインナーは必須ですが、こちらの楊柳素材であれば、もともと着物の下に着ることを想定して作られたこともあり、爽やかに着こなしていただけると思います。

 

最後にスリップ。膝が隠れる100㎝丈のスリップです。風通しが良く汗も吸ってくれるのでゆったりしたワンピースの下やバスタイムの後にもおすすめです。襟と裾周りにレースをあしらいました。背中までしっかり生地があるので、背中の汗が気になる方にも快適に着て頂けます。全身で素材の良さを感じて頂ける、贅沢な商品です。

楊柳ランジェリーシリーズ、いかがでしたでしょうか。日本の高温多湿な夏を生き抜くために脈々と培われてきた知恵と技術を是非一度体感してみてください。

まだまだ暑い日が続き、心身ともに負担の大きい季節ですが、着るものを工夫することで少しでも快適に過ごせますように。

現在サマーセール開催中です。新作を含む一部の商品が大変お求めやすくなっておりますのでこの機会にぜひお試しください。

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