2022/08/05 16:00
毎日のように暑さに悩まされる季節になりましたね。
そんな中でも、冷えに悩む方は多いのではないでしょうか。筆者も、少し前まで夏でもしもやけに悩まされる冷え性だったので、今回の執筆は気合の入り方が違うわけです。
第6回PucceleJOURNALでは、真夏の冷えについてお話していきます。
まず、最初にお伝えするのは、「下着を変えるだけでは冷え性は治らない」ということです。元も子もないようなことを言いますが、冷え性は冷えている部分を外から温めるだけでは根本的な解決にはなりません。食生活の改善や適度な運動、生活リズムを直しながら正しく体を温めることでゆっくり時間をかけて解消されていくものです。とはいえ下着を変えることで体を温める手助けをしたり、冷え性が原因の体調悪化を防ぐことは可能ですので、今回のJOURNALが冷えに悩む方の道しるべになればと思います。
そもそも夏の冷えは何が原因で起こるのか?ということですが、主に原因は、冷房の寒暖差などによる自律神経の乱れで起こる冷え、冷たい食べ物や飲み物による内側からの冷え、汗が冷えてしまうことによる冷えなどです。夏は寒いと感じていなくても冷えへの落とし穴が随所に潜んでいるので意識して対策が必要ですね。
寝ている間のエアコンや、人が多い環境でのエアコンは、自分の最適温度に合わせにくく、自覚なく冷えすぎてしまいます。寝ている間はタイマーを付けたり弱めの設定にし、オフィスなどでは羽織れるものを常備するなどの対策をしましょう。
冷えた飲み物や食べ物ばかりを摂取することも、体を芯から冷やしてしまう原因となり、内臓にも大きな負担をかけてしまうので、調節し、適量を心がけたいですね。
また、こればかりは対策が難しいですが、寒暖差にも注意したいところ。炎天下を通った汗だくの体で、キンキンに冷えたオフィスに通勤するのは体に負担がかかりすぎてしまいます。寒暖差は±5℃以内が収めるのが体に負担をかけすぎない適切な範囲と言われています。汗が冷えて気温以上に体が冷えてしまったり、お腹が痛くなってしまうなんてことも。汗が乾きやすい服やインナーを着て、通勤中も弱冷房車を選んだり、携帯式の扇風機を使うなど、暑さ対策をしましょう。
そして、夏場は体を温めることのハードルが上がりがちですが、一日の終わりにゆっくり湯船に浸かることはとても大切です。血行を促進し、代謝をよくする機会なので、体力が落ち込みがちな夏だからこそ、努めて湯船に浸かりましょう。
そんな夏の冷えにはシルク素材が特に快適です。吸放湿性が高いので、たくさん汗をかいてもべたつかず、汗冷えもしにくいです。
自覚ないままお腹が冷えてしまいがちな方にはシルク腹巻がおすすめです。薄手で着ぶくれせずにこっそりお腹を冷えから守ってくれます。内臓が冷えると全身が冷えやすくなるのでしっかり対策しましょう。ついつい薄着をしたくなる時期ですがしっかりお腹は温めて冷えから守りましょう。
下半身の汗取りにはシルク混フレアパンツがおすすめです。凹凸のある針抜きのさらっとした素材で体に張り付かず、快適に腰回りを冷えから守ってくれます。ゆったりめのパンツやスカートの下に合わせると、大切なお洋服の汚れ防止や透け防止にも効果的です。
細身のボトムスが多い方にはUSAコットン五分丈ボトムをお選びください。お洋服の邪魔にならない薄さですが、シルク混シリーズの素材ほどは薄くないので、クーラーで腰回りが冷えてしまう方にピッタリです。ベージュを選べば白いパンツも難なく履けますよ。
ワンピース派の汗冷え対策には汗取りラン型スリップがおすすめです。こういったスリップは、体に張り付きやすく汗が乾きにくい素材のものも多いですが、こちらは上半身には汗をよく吸う速乾性のある素材を使用しています。脇汗取りパッド付でお洋服も傷めません。キャミソール型もあるのでお好みに合わせてチョイスしてください。
さて、汗を冷やさないアイテムや体を温めるアイテムも大切ですが、冷え対策には「体を締め付けずに血流を良くすること」もとても大切です。つま先の冷えに悩む方は多いですが、そんな方にこそ鼠径部を締め付けないオーガニックコットンフライスレーシーショーツがおすすめです。足口にゴムなどを使用せず、締め付けが0なのでノンストレスです。
さて、今回は夏の冷えについてお届けしました。冷えやすい方は、吸湿性が高く汗が乾きやすい素材や、体を適温に保ってくれるシルク、血行を妨げない締め付けないインナーなどで、体やライフスタイルに合うものを見つけることが大切ですね。冷える部分や原因も人によってさまざまなので自分に合いそうなものを見つけてみてください!暑さ対策と冷え対策の両立を目指して工夫しましょう。今回ご紹介した商品はすべて、夏に限らず年間通してお使いいただけるアイテムなのでこの機会にお試しください。
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