2024/01/01 00:00

長く続いた暑さも引き、東京には突然冬が近づきました。冬用のコートを着ている人も散見します。この乾燥する季節は、多くの方にとって悩める季節でもあるかと思います。


今回のJOURNALでは、ノンレース、つまりレースを使用していない綿素材のインナーについてお話していきます。
レースはインナー自体も着ている姿も美しく見えるアクセントになってくれますが、苦手な方が多いのもまた事実です。チクチクしてかゆくなったり痛んだり。大なり小なり、多くの人にとって経験があるんじゃないでしょうか。レースは凹凸が多い素材ですので、なめらかな生地に比べると摩擦が多いです。そのため、乾燥する季節やもともと敏感肌の方など、影響を受けやすい人やタイミングによっては大きな刺激となって感じてしまうのです。
痒くなるレースとならないレースがある方は、それぞれのレースの柔らかさや立体感の違いで、感じ方に差が生じているのかもしれません。
今回は、レースが苦手な方に人気の高い綿素材にフォーカスしていきます。Pucceleの中でも綿素材は不動の人気であり、肌触りや綿ならではの機能性はもちろん、お手入れの手軽さや耐久性、シルクやウール素材と比べて安価であること、比較的季節を選ばない素材であることなど、メリットは数多くあります。
Pucceleには多くの綿素材のインナーがありますが、レースが着いておらずベーシックなお色味だと、なんだかどれも代わり映えしないように見えるかもしれません。その違いをじっくり解説していきます。
まずはインナーシリーズ。

縫い糸や生地端の処理まで徹底した綿100%はUSAコットンシリーズ(キャミソール/スリップ/キュロット/ショーツを除く)だけです。レースはもちろん、化学繊維が苦手な方にはこちらがおすすめです。そして展開しているアイテムの種類が圧倒的に多いので、お探しの形も見つかるかもしれません。生地の表面はつややかでハリがあります。厚すぎず薄すぎずで一年中使えるワンランク上のベーシックアイテムという印象です。

縫い糸は綿ではありませんが、肌にゴムが触れない仕様や共生地ストラップなどのこだわりがあり、縫い糸以外の肌に当たる部分は全て綿100%です。こちらで展開しているハーフトップやカップ付きキャミソールは他のシリーズでは扱っていない形な上、ファッショナブルなカラー展開もこのシリーズならではの特徴と言えるでしょう。しっかりと厚みもあり、こちらも一年中着て頂ける素材感です。

生地端はサテンテープでくるむように処理されており、きれいめな高級感ある印象。縫い目もお肌に当たりにくいですよ。汗取りパッド付なのはもちろん大きな特徴ですが、全体的に襟ぐりの開きが広いので、お洋服とも合わせやすいですよ。一目見れば上質であることがわかるほど光沢が美しく、しなやかに肌に沿うので着心地も抜群です。

こちらも汗取りパッド付ですがやはり特徴的なのは生地の機能性。以前のJOURNALで深掘りしていますのでそちらをご覧ください。生地の端処理にはテープを使用しており、直接縫い付けるような仕様なのでわずかな差ではありますが縫い目の肌あたりが気になってしまう方もいるかもしれません。機能性から夏用と思いがちですがしっかりと肉感のある素材で長く着て頂けると思いますよ。

仕様としては最もシンプルだと思います。④と同様に端処理にテープを使用し、パッドなどもありませんが、シンプルゆえに薄く滑らかなイタリアンコットンの魅力が際立ちます。

ここまで綿素材のインナーの縫製仕様やアイテムラインナップのお話がメインでしたが、もちろん綿の素材感もそれぞれ違います。厚みや光沢感、肌触りも千差万別です。着用シーンや季節に応じて変えるのもおすすめです。

そしてショーツのラインナップです。

Pucceleにとってアイコニックな存在になりつつある不動の人気ナンバーワンショーツです。こちらは縫製糸も綿糸を使用し、ウエストや足口のゴムも身生地で包んでいるのでお肌に触れません。人気もうなずける、こだわり仕様の深履きショーツです。

こちらは今回紹介する中で唯一綿100%ではありません。綿の割合は85%ほど。しかし、その分綿100%の商品には再現できないほど伸縮性に富み、最大の特徴であるフリーカット仕様を可能にしました。フリーカットのヒップラインは食い込まず、響きにくいだけでなく、締め付けも無いので摩擦が起こりにくく低刺激ですよ。

①でご紹介したUSAコットンシリーズや、②のオーガニックコットンボタニカルダイシリーズにもショーツがあります。USAコットンのショーツはウエストと足口に細巾のゴムを使用しています。オーガニックコットンボタニカルダイのショーツはウエストや足口のゴムを身生地で包んだ仕様です。

レースが好きだから着たいけど着られない、という方は、まずノンレースのインナーを着てしっかり保湿してあげてください。違和感があるのに無理にレースのインナーを着ると、刺激を受け続けることになるのでお肌はどんどん悪化してしまうこともあるでしょう。しっかりお肌を休ませてあげることで、レースを楽しめる状態になるかもしれません。
また、レースが無くても美しいインナーはたくさんあります。ノンレースのインナーは同じに見えてしまいがちですが、どれも一つ一つ違った魅力があります。是非相性が良さそうなシリーズを見つけてみてくださいね。

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